プロフィール

 

村田 光司(むらた こうじ)

 

1958年滋賀県生まれ。

10歳の頃、天体撮影に一眼レフを使い始める。

2008年より仕事の関係でデジタル一眼レフによる撮影と画像処理とプリントのカラーマネジメントに本格的に取り組む。和紙プリントに魅力を感じ、それがきっかけであらゆるプリント用紙の階調特性の研究を始める。

2013年からSamurai Fotoに参加する。

Photolucida Critical Mass 2016 ファイナリストに選ばれる

 

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Samurai Foto ウェブサイト

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LensCulture

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作家としてのステートメント

 

 

 

 

 今、世界では自然災害が絶えず起こり被害はますます大きくなっている。その誘因は過度の自然破壊だ。この先も私たちが地球で生きていくためには自然への敬意を取り戻す必要があると私は強く感じる。同時に、自然災害による被害を乗り越えて強く生きていくための知恵が必要であると……。

 古くから数え切れない自然災害に遭遇してきた日本には「自然への畏怖の念」と「災害による悲しみと虚しさを乗り越える哲学」がある。日本人独自の精神性ともいえるこの二つを世界の人々の心に呼び起こすことによって、災害を減少させ、逆境に立つ人々の一助となることを目指している。

 

表現について

 

 

 作品表現で私が最も必要とするものは、主題の存在と形を強く示すことができる輪郭の線、自然を畏敬した古に思いを巡らせる想像力、それをかき立てる色彩の存在である。

 輪郭線は人間のみが認識できるものである。輪郭線がない通常の写真と比べたとき、輪郭線が与える強い印象と効果に私は魅了された。
 対象物の形を輪郭線で強調しながら、作品表現の上で私が不要と考えるディテールは出来る限り省略しトーンもフラットなものとすることにより、表現の省略化、単純化を図った。このことにより主題を強調し浮き彫りにすることができると考えたからだ。
 この省略化、単純化の追求は、結果的に日本の伝統的表現である浮世絵や木版画との共通点を見出すこととなった。日本の著名な版画家である吉田博(1876-1950)が油彩画・水彩画から版画家に転向したとき彼が感じたことを私は理解できたような気がする。

 

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